「縄文杉」下山編 屋久島視察研修（３）

比較対象が無いので大きさが伝えずらいのですが・・・、

人間の小ささが思い知らされる大きさです。

今回は、「縄文杉」まで「荒川登山口」から片道１０．５ｋｍの道のりを登るだけ

登って来ましたが、今回は、ボロボロの足腰で「縄文杉」から下山するお話です。

雨が少し弱くなってきました。雨具を着る事が苦手な私は、長い時間休むと急速に体温

が下がってしまいます、足の疲れをコントロールしながら下山をします。

波状に登山してくるグループに道を譲りながら、自分のペースで・・・。

すでに、太ももは痙攣を２度していて、痙攣を散らしながら歩ける俺って凄いなぁ・・。

「夫婦杉」

枝と枝が融合してしまって、手を繋いでいます。

「大王杉」「夫婦杉」を過ぎると急な下りが続きます。

登りより下りのがきついと云われますが、関節や筋肉的には下りのがきついのです。

森林軌道まで戻ると、雨も上がり日の光が差し込むようになってきました。

同時に、濡れた服も乾きだして体力的にも楽になってきました。

小杉谷まで戻って来ました、小中学校跡地です。昭和４０年ぐらいまでここで沢山の

人が生活していて、生活もそれなりに裕福だったと言われるから、余計に複雑な気分

になります。

荒川登山口までもう少し、森林軌道の車庫と古くなり廃棄された気動車が放置されて

いました。朽ちたエンジンが時間の経過を感じさせてくれます。

やっと荒川登山口まで戻って来ました、時間は４時を少し回りました。

のんびり、景色を楽しみながらの登山でしたが、予定より１時間オーバーしての下山

となりました。とにかく予定したメンバー全員が無事歩く事が出来て何よりでした。

荒川登山口の気動車と木材運搬貨車の車庫です。

今でも小杉谷までの区間を現役として使われています。

「小杉谷」から「大株歩道入り口」の区間は歩道として林野庁から県に貸して、整備

されているようです。

下山後、明日に研修をお願いしている「林野庁屋久島森林管理署」にご挨拶に向かい

ます。木暮署長さんにご挨拶申し上げ、少しの時間あすの打ち合わせと懇談をさせて

いただきました。

夜には、屋久島町役場の木暮さんと情報交換をしながら食事をしました。

私たちが観光で来ただけでは解らない現況などを教えて頂き、また世界遺産の話を

聞かせて頂きました。

上の写真は、屋久島名物「トビウオの唐揚げ」です。そのほかトビウオのすり身で

作った「つけあげ」や「首折れ鯖」「キビナゴの丸焼き」「すみいかの刺身」など

などが並び、食べ物だけでも十分に訪れたい場所なのです。

懇親会が終わりメンバー全員疲れが・・・、それでも最後の夜なので気になったラ

ーメン店まで歩いて来ましたが、僅差で閉店してしまい、皆さんあきらめて就寝し

てしまいました。

あきらめの悪い私は、一人最後の力を振り絞り店を探しに歩き出します。

そして数少ない開店している店の中から「ラーメン」の提灯を探し出し早速入店！

しかしそこは焼き肉店だったのでした。しかたないからホルモン焼きとビールを注

文。そして最後にラーメンを注文して大満足！本日頑張って消費したエネルギーを

十分以上にに補って布団に入り１０秒以内に就寝。

さて、次回は「屋久島視察研修」シリーズ最終回として「森林管理事務署」での研修

をご報告いたします。

タグ：屋久島　縄文杉

コメント 6

ラーメンget！
＾＾諦め悪すぎです・・・
ま、気持ちは十分理解できますけどネ！
by me-co (2009-11-17 19:40) 

縄文杉は仙人だねっ♪　
顔があるっていうか…魂がある感じだよねぇ♪深いっ。
お疲れにも関わらずラーメンリポートっ　あっぱれっ！（笑）
by 七色音 (2009-11-17 23:07) 

一枚目とか、おとぎ話に出てきそうな木ですねぅ☆ミ
by ちゃぱ (2009-11-18 10:17) 

me-co様
やはりラーメンは外せませんでした、これは人間の本能！？に近いところで作用されていたのではないでしょうか・・・。

七色音様
「仙人」という表現は素晴らしいと思います。確かに神に近い存在でしょう。

ちゃぱ様
ロマンチックですねぇ・・！ていうか日本書紀かも。

皆様、ご訪問並びにnice＆コメントありがとうございます。
by たーチャン (2009-11-19 09:12) 

屋久島の登山、１０時間とはすごいですね、私は１時間の登山でした。
by ももこ (2009-11-26 00:07) 

ももこ様
ももこ姉さんだったらわけなく登れちゃうよ！
by たーチャン (2009-12-04 07:39)