高見林業植樹祭2013 [顔の見える家]
今年で7回目となる高見林業植樹祭が、4月21日に100名のお客様と大勢のス
タッフに支えられて開催することが出来ました。
この事業は、当社の管理する山林の木で家を建てたお施主様が、自分の家の材料に
なった木の枝を持ち帰り挿し木をして頂き、出来た苗を持ち寄り山に植え付けて頂
くイベントです。
前日の昼頃から気温が下がりはじめ朝には小雪が舞い散り、開会時には結構な降雨
の中での開催になってしまいました。そんな中でも、申込者の大半のお客様がお越
し下さいました。3°という2月初旬のような凍えるような気温をはね飛ばすように
賑やかに、開催することができました。
11時頃には雨も上がり、山での作業は予定通り行う事が出来ました。
各家庭で挿し木をして育てられた苗木は、お施主様ご家族の手で山に植え付けられ
ます。子供たちも小さな手で手伝い、家族揃って自分たちの家の材料になっている
木の子供を「植物としての命」を山に返して循環させる作業を行いました。
初回の頃に植えたお客様は、随分と樹高も伸びてきて、周りの草や蔓を取り除く作業
をして頂きました。
植え付けるだけでなく、毎年苗木の手入れを行う事により、より愛着を深めて頂き、
将来またこの木を孫子の代には家の材料に使って頂けるように育てて頂いております。
今回も、宇都宮大学森林科学科の学生が大勢アルバイトで手伝ってくれました。
彼らの働きもすばらしく、よく頑張ってくれました。
当社の専務は身長も親熊を超えて、立派にお手伝いをしていました。
彼の仕事は、会場設営、記録等々の多岐に渡る物でしたが、よく働いていました。
「小熊のブログ」も宜しくお願いします。
作業を終えて記念撮影です。4月の記録的な気温と天候の中、みんな良くがんばり
ました。
会社に戻り、お楽しみのバーベキューです。各工務店のスタッフが協力して下さって
お客さんに楽しんでいただきました。下の写真は川津工務店の棟梁ご家族です。
天気が良ければ、外にテーブルを並べて気持ちよく食事を楽しんで頂ける
のですが、今年は残念ながら屋根の下で特設テーブルでの食事になりまし
た。
メニューは
・和牛
・豚肩ロース
・粗挽きソーセージ
・焼きそば
・プチパン
・ご飯
・豚汁
・手打ちうどん(佐々木設計企画様による手打ち)
・自家製漬物2品
・自家製タケノコの煮物
・サラダ2品
・フルーツ
・デザート4品
イベントとして、恒例の「木の電車」私が十数年前に子供たちに作った
物がまだ数両残っていて、それを部長(次男)が運行して小さな子供に
喜ばれていました。
駄菓子やには子供も大喜びそして、今年はポップコーンマシーンも
導入されました。
社長は、生きた金魚すくいを強く希望していましたが、多くの意見によりオモチャすくい
になりました。すくうあみ「ぽい」は本格的な本物です。
私の主な努めは、お客様と楽しく過ごす事で、忙しく働くスタッフを横目に私はのん
びりと、楽しい時間を過ごしていました。
今回で7回目、震災時の見送りを入れると8年目の今年の植樹祭は、悪天候の為、少
し参加者が来られない事となり減少しましたが、悪条件にもかかわらず最後までにこ
やかに参加してくれたお客様と接して、家造りを通じて強い絆が構築されている事を
再度認識でき、幸せを感じた一日でした。
寒い中参加して下さいましたお客様、そしてご協力を頂きました「材木店様」「工務
店様」、がんばってくれた「従業員の皆さん」「アルバイトの皆さん」
ありがとうございました。
来年も、もっとすてきな笑顔と感動を作りましょう!
来年の高見林業植樹祭は
いつもと同じ4月の第三日曜日(2014年4月20日)です。
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